血糖値といっても甘いわけじゃない

「血糖値」という言葉自体、もしかしたら誤解を生みやすいのかな、っていう気がしています。そのまま文字通りに解釈すると、血液が甘いかのように思えるかもしれません。

もちろん、そうではありません。血が甘いとしても、吸血鬼ではないのでゴクゴク飲みません。いや、そもそも美味しいものではありませんし、高血糖になっても美味しくなるわけではありません。ですから、文字自体に問題があるのかな、なんてことをふと思ったんです。おもしろくない冗談ですね。

インスリン、あるいはインシュリンという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これが、高血糖の状態から血糖値を下げる働きがある物質です。

血糖値が上がったときに、このインスリンというホルモンによって、その血糖値の数値が下がります。

そのほかに同じ働きをする物質があるかどうかわかりませんが、今のところ血糖値を下げる働きがあるのは、インスリンしか見つかってませんから血糖値が上がった場合には、このインスリンを人工的に注射することになります。お聞きになったことがあると思いますが、これを人工透析といいます。

もちろん、インスリンの分泌が著しく少なくなってしまう病気もあります。それは血糖値が正常範囲を外れる糖尿病に対して、十分に確率の低い事象ですから、気にすることはないと思います。

でも、血糖値に関しては少なくとも、自分の正常値を知っておいて損はないと思います。いざという時にはご自身の血糖値の正常範囲がどうなのかは大切です。