亀頭包皮炎の辛い経験

亀頭包皮炎は亀頭と包皮間に起こる炎症を指します。主な症状は痒み、痛み、出血です。あそこに起こる症状ということもあり、経験者にしかあの辛さはわかりません。
場所が場所だけになかなか病院に行けないという場合が多いと思います。実際私がそうでした。
亀頭包皮炎の原因は、カンジダ菌という真菌(カビ)や細菌の感染です。亀頭包皮炎から解放されるためには、このカンジダ菌と細菌をやっつける必要があります。
亀頭包皮炎が完治しないのはなぜ
亀頭包皮炎が治ったと思ったら、また同じ症状に…
再発してしまうのは、カンジダ菌と細菌の二種類の原因があることを知らず、どちらかに効く薬剤しか使わないからです。
カンジダ菌に感染すると、「カンジダ性亀頭包皮炎」で、細菌に感染した症名は「細菌性亀頭包皮炎」です。
私も最初は知らずに「ラミシール」だけを使っていて再発しました。「ラミシール」は、細菌に効果がありません。
多分私はカンジダも細菌も両方感染していたと思います。「ラミシール」で中途半端に治り、細菌感染は治ってなかったのだと思います。
亀頭包皮炎は、大人だけでなく子供に起こることもあります。包皮の先端が赤くなって親が気付くことが多いようです。子供の亀頭包皮炎の原因の多くは細菌です。
大人の場合にはカンジダ菌と細菌の両方を患っていることも多く、どちらかに効く薬だけ使っていては完治しないことになります。
対策その1


「カンジダ菌や細菌をやっつければいいのか!」じゃあ、石鹸を使って洗い流そうと思う方は多いはず。
しかし、カンジダ菌を石鹸では洗い流せません。菌を殺す力が限定的な石鹸を使って洗い流すことで、余計に炎症がひどくなることもあります。
石鹸だけで解決しようとすると、カンジダ菌をやっつける役割のよい菌まで洗い流すことにもなります。悪化する可能性があるため厳禁です。
有効な方法は、カンジダ菌や細菌を殺菌することが立証されているティーツリーオイルを使い、優しく洗ってあげることです。
私が使ったのはファンガソープ
私が選んだのは、ドクターズチョイスのファンガソープです。
ファンガソープには、ティーツリーを主成分とし、殺菌効果もあるレモングラスオイルも含まれています。
石鹸では皮脂を洗い落とす力が強く、肌荒れ、乾燥肌や体臭の原因になります。また、殺菌効果が高いと肌が荒れそうな気もします。
ファンガソープには保湿成分のシアバターが含まれています。体臭予防のため今も使っていますが、肌のトラブルとは無縁です。
対策その2
お風呂でティーツリーオイルが配合されたファンガソープを使って洗い流したら、持続的に殺菌を行うことで、より早くより確実に亀頭包皮炎を治せます。
塗るタイプの軟膏は、「ラミシール」や「ロティルミン」が有名です。この2つの塗り薬はカンジダ菌には有効です。しかし、細菌には効果がありません。
私が使ったのはファンガクリーム
私が使用したのは、カンジダ菌にも細菌にも効果があるファンガクリームです。
ファンガクリームは、カンジダ菌などの真菌や細菌を99%殺菌することができます。
しかも天然成分のみの使用なので、薬のように副作用を気にする必要がありません。
亀頭包皮炎の病院での診断と治療は
亀頭包皮炎で病院を受診すると、症状だけで判断される場合と培養検査を行い菌を特定する場合もあります。
亀頭包皮炎では、痒みや痛み、炎症による出血などの症状が起こります。
カンジダ性亀頭包皮炎では、垢の様なカスが出やすくなり、細菌性亀頭包皮炎では、より炎症が強い傾向があります。
どちらの菌が原因なのか確実に診断するには培養検査で確定する必要があり、症状だけでの判断では適切な薬をもらえないケースもあります。
自分で亀頭包皮炎を治す近道
私も最初は「ラミシール」だけを使って失敗しました。あまり薬に頼るのは副作用も心配でしたし、どちらにも効果のある「ファンガソープ」と「ファンガクリーム」を使い、再発の嫌な経験から抜け出すことができました!
これまで「ファンガソープ」と「ファンガクリーム」をご紹介してきましたが、私が通販で最初に購入したのは、両方がセットになっている亀頭包皮炎完治セットです。
亀頭包皮炎完治セットを使い始めて一週間ほどで「あれ?痒くない」と感じ始め、二週間経過した頃には完全に症状が改善されていました。
ただ、皮膚のターンオーバーは約一ヶ月間です。皮膚が完全に入れ替わるまで使いました。
名前の通り完治し、今は体臭対策のためファンガソープだけを使っています。亀頭包皮炎がなかなか治らない、繰り返してしまうという方の参考になれば幸いです。